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台湾の貿易を知ろう!

台湾は日本の九州より狭い国土でありながら日本以上の貿易立国といっても過言ではありません。北には日本があり西には中国大陸、南にはASEANが存在し流通のネットワークがとても機能している国なのです。

台湾は中国政府が国として認めておらず台湾は中国の1部であるという圧力をかけていることから、国連やIMFなどへの加盟が認められていません。国際社会との政治的関係は弱いため他国との貿易等に力を入れる体制を作り上げてきたのです。

主な輸出先は、中国、香港、アメリカ、日本となっています。またASEAN10や、ヨーロッパ各国への輸出も行なっています。輸入に関しては日本、中国、米国、韓国の順番です。

2011輸出額(100億ドル)
中国:839 (27%)
香港:400 (13%)
米国:363 (11.7%)
日本:182 (5.9%)

2011輸入額(100億ドル)
日本:522 (18.5%)
中国:435 (15.4%)
米国:257 (9.1%)
韓国:178 (6.3%)

貿易収支は黒字で内訳は輸出額3083億米ドル、輸入額2816億米ドルの、+267億米ドルです。(2011年) 参照:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taiwan/data.html

これを見ると、日本から資材等を輸入して中国、米国に輸出するという形が見えてきます。また日本との関係はとても蜜になっていていわゆるOEM製品(日本ブランド製品)を台湾で製造するという分業化を行うようになってきている側面もあります。最近のニュースだと台湾の鴻海が日本のシャープを子会社化する話も上がったほど台湾企業も力をつけていますね。

輸出品目は電子・電気機械・精密機械が全体の半分以上を占めています。また卑金属製品、プラスチック・ゴム製品、化学品と続き、繊維製品などになっています。輸入品目は電子・電気機械、化学品、原油・鉱産物が多いです。(台湾には油田が無いため原油を輸入して精油所で精製)

台湾の貿易は1970年台から黒字になり現在までも続いています。2012年には約4000億ドルで世界4位の外貨準備高をもつことになったのです。しかし貿易への依存度が高い台湾は日本と同じように市場の影響を受けやすいため、安定した経済の成長が今後の課題となっています。

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